9月20日(金)〜25日(水)、表参道にあるギャラリーROCKETにて写真家のHideya IshimaとアーティストのKenya Yoshinariによる、“セクシュアリティ”をテーマにした写真とイラストの作品展<Ether>が開催される。

写真とイラストの作品展<Ether>

新進気鋭のアーティストとして注目を集める写真家のHideya Ishima(以下、Ishima)とアーティストのKenya Yoshinari(以下、Yoshinari)による、“セクシュアリティ”をテーマにした写真とイラストの作品展<Ether>が開催。

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Hideya Ishima
写真家 Hideya IshimaとアーティストのKenya Yoshinariによる作品展「Ether」が開催|age(gato)が会場内音楽を制作 music190826_ether_Kenya3
Kenya Yoshinari

本展開催にあたり、さまざまな人たちに本テーマについてインタビューを重ねた彼ら。XジェンダーであるIshimaとストレートであるYoshinariは、それぞれの視点から「カテゴライズに収まらず、言語には表しきれない、溢れ落ちてしまう感情が多々ある」ことを感じ、それらをすくいあげるべく制作した作品の数々を展示発表。

作品を通して来場者ひとりひとりが、自身のセクシュアリティやマイノリティをなんのしがらみもなく解放し、自由に自分のセクシュアリティについて考え、向き合うことができる場を創出する。

あわせて、バンド gatoのメンバーであるageが、2人の作風から会場の音楽制作を担当し、よりその世界観を感じることのできる空間に仕上げた。

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Hideya Ishima
写真家 Hideya IshimaとアーティストのKenya Yoshinariによる作品展「Ether」が開催|age(gato)が会場内音楽を制作 music190826_ether_Kenya1
Kenya Yoshinari

今回の展示にあたって、Hideya IshimaとKenya Yoshinariからコメントが寄せられている。

「LGBTの方やそのほか様々な方に、これまでの過去の話や、ジェンダーに向き合えたきっかけ、伝えたい思いなどインタビューで伺ってきました。大人になった今では自分らしくいられる環境や伝えるための手段があります。しかし誰しもが、辛い思いをした過去や自身と向き合ったきっかけがあります。

Ishima自身も幼い頃や思春期には周りと自分を比べ、疎外感から狭い世界の中で塞ぎ込んでしま っていた時期があり、自分自身についての伝え方や生きる術をあの頃から今でも探し続けています。

“外見と内面が異なる”、“時期によって性的対象が変わる”、 “性別がなく人を好きになれない”など、様々なセクシャルマイノリティーを誰かに相談もできずに抱え込みながら世間と自分と強い葛藤があります。その葛藤の中では自分は何なのか、何で違うのか、自分でも自分が分からなくてうまく言葉にできずに伝えられないことがあります。今でも伝えきれないことを私達はアーティストとして言葉ではないもので伝えます。

写真、絵、音楽から様々な方々の考えるきっかけになることを願っています」

(Hideya Ishima / Kenya Yoshinari)

彼らの思いが存分に詰まった作品の数々を音楽も合わせて、ぜひ会場で見て欲しい。

EVENT INFORMATION

Hideya Ishima/Kenya Yoshinari collaborate exhibition「Ether」

写真家 Hideya IshimaとアーティストのKenya Yoshinariによる作品展「Ether」が開催|age(gato)が会場内音楽を制作 music190826_ether_ethermain
2019.09.20(金)〜25(水)
11:00~21:00
(09.23(月)〜20:00、09.25(水)〜18:00)
※OPENING PARTY
09.20(金) 19:00〜21:00
表参道ROCKET
入場無料

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