ご存知のようにUSで活躍するヒップホップ、R&Bなどのアーバンミュージックのアーティストはそれほど頻繁に来日しない。それは飛行機往復約25時間が辛いのもあれば、そもそもワールドツアーにでる必要性や興味を感じていなかったり、様々な要因によるものだろう。また日本はまだまだ市場として発展途上というのも大いに関係があるのかもしれない。ごく稀に過去の武勇伝が災いして、入国に手間取るケースもある。(※今回FRENCH MONTANAも入国トラブルにあい、会場入りがギリギリとなったそうだ。)

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Photo by 横山マサト

しかし、今回<HOT 97 SUMMER JAM TOKYO>に行ってみて本場の空気を体感でき、いろいろな可能性を感じた。都市型イベントとしての可能性のみならず、ヒップホップやR&Bなどのアーバンミュージックの日本での可能性を大いに感じた。近年様々なブラックミュージックに特化した一大イベントを盛り上がりを見せる中、今回特に感じたのは生活とともにある音楽、娯楽、文化の底力といったら仰々しいだろうか。待っている人はしっかりと、この島国にもたくさんいるのである。

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※HOT97 SUMMER JAM TOKYOオフィシャルフォト

都市型イベントというものが一般的になった日本で、海外アクトをここまでお祭りとして1イベントで平日真っ昼間から堪能できることに感動したし、次は5倍の規模で帰ってくるというコメント通り、会場の隅々まで運営の、<HOT97>の本気を感じれた、非常に忘れがたい一体感と感動を得られた1日となった。

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※HOT97 SUMMER JAM TOKYOオフィシャルフォト

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※HOT97 SUMMER JAM TOKYOオフィシャルフォト

またいうまでもなくJOEY BADA$$とANARCHYを筆頭に迎えた、同日深夜に渋谷SOUND MUSEUM VISIONで行われた<MIDNIGHT STAGE>は狂乱の一夜となったようである。しかもその後、京都、大阪、福岡でもアフターパーティーが行われ、とことん本気なんだな。。。。と感嘆させられた。今後は日本を拠点にアジア各国に展開していく予定もあるとのこと。願わくばヒップホップの3日間に渡る一大アーバンミュージック・フェスティバルを体験したいのは私だけではないはず。今後発表となる続報を楽しみにするしかない!!!!!

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※HOT97 SUMMER JAM TOKYOオフィシャルフォト

TEXT BY 吉岡誠
PHOTO BY 横山マサト/HOT 97 SUMMER JAM TOKYO オフィシャルフォト

 

EVENT INFORMATION

HOT 97 SUMMER JAM TOKYO

2016年7月29日(金)
ZEPP TOKYO
<アーティスト>
FRENCH MONTANA / PUSHA T / FABOLOUS / OMARION / 
AKLO / AK-69 / BANGKOK INVADERS & DABOYWAY 

<パーソナリティー>
EBRO DARDEN / PETER ROSENBERG / LAURA STYLEZ / NESSA / MEGAN RYTE / TT TORREZ 

<DJS>
DJ ENUFF / DJ KAST ONE / DJ BOBBY TRENDS / DJ CAMILO / DJ LEAD

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