天国とか地獄が本当にあるか分からないけど、かりによく絵本に出てくるような、善い行いをした人が行くのが天国で、悪い行いをした人が行くのが地獄、みたいな世界があったとしたらさ、普通の人はみんな天国に行きたいから世界の正義が善業になって、日頃の行いは変わってくると思うのよ
天国ってめっちゃリゾート🏝みたいなイメージがあるから、私も行くなら天国が良いもん!
あと先立った大好きな人たちも多分どちらかというと結局天国にいると思うから私も天国が良い!
 

そのために身近なとこだと、お年寄りが電車に乗ってきたら我先にと席を譲りまくったりとか、ライブで背の低い子に最前を譲りまくったり、推しの夢のためにCDを沢山買うことも”CDと見せかけて本質的には徳を積んでいます🤓”って思ってしまうと思うし、何かと天国に達する「善い行い」のポイントを一生貯め続けると思うんだ

本来天国があるかどうかなんて関係なく、人には優しくしたり、善い人であろうとするべきだと思うんだけど、やっぱり人間とは素晴らしく愚かな生き物だなあ。と、たった25年の人生でも分かりすぎるほど分かってしまってて。
 

私の場合もさあ、善業うんぬんじゃなくて色々と生きてみた自分の答えとして「優しさと温かい心」と「感謝すること」を根本にして生きていくことに決めてるんだけどさ。
それでもどうにもならないくらい愚かなところがあるんだもん。
お酒が好きすぎるところとか、人生の優先順位が自分でも変テコでどうしようもないとことかさ。

だけど、わしは自分以外の人間の愚かなところを、なるべく許せるようになりたいなあ
 

人様の行いに対して、「人間として本当に間違ってるかどうか」なんて、判断できることってめちゃめちゃ少なくない?

なんつーか、こう、赤の他人を、気安く人を批判するのって、ちょっとなんか違くない?と思っちゃうのよ。

もちろん自分から見て、こいつ胸糞悪いわ!って瞬間はたまにあるけどさ。

でもさ、まあそうやって自分から見て胸糞の悪いことだとしても私には口を出せる次元のことじゃないのよ。

そんな風に割り切れることでさ。
 

例えばさ、誰かに怒りたいだけなの?ってくらい、ネットで不倫した有名人相手にめちゃくちゃひどいことを言ってしまう人がいるんだなあって瞬間。
他人じゃん?そんなに怒れる?普通。
ちょっと不安になるのよ。

そういう人も普段は優しかったり、普通の生活があったりするんだろうけど、抑圧された凶暴性を発散するクッションに誰かがなってるならそれはなんだかつらいなあ
言われてる方も言ってる方も、わびしいよねえ。

本当のことは本人にしか分からないのに。

愚かな人間を見下して笑ってる人間も、きっと天国にはいけないんじゃないのかな。
 

つってね。

ガガ・ディーレ