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“ウクライナ”とGoogle検索すると2014年に起きた内戦、ウクライナ東部紛争の記事ばかりが目につく。沈静化したといわれる現在だが改革はうまくいっておらず、経済は低迷しており、それが続くとまた内戦勃発の可能性もあると言われている。問題は山積みのままなのだ。そんな注目のキエフシーンを牽引するのが、DJとしても活躍しているファウンダーの一人Timur Bashaをはじめとするローカルクラブ「Closer」と彼らが主催するフェス<BRVAE! Factory Festival>を紹介。

日曜夕方のお気に入りのパーティーでの何気ない会話、世界各地に散らばる友人のSNS、どこからともなく耳に入ってくるのが“今ヤバい”クラブやパーティー、そしてアーティストの情報である。メディアより早く、リアルな未来を見せてくれるのはそういった場所なのだ。実際そこで上がった名前は瞬く間にそこら中でクレジットを目にするようになり、アーティストは期待以上の素晴らしいプレイを見せてくれる。だからパーティーはやめられないのだ。

そんな今回、“地下”の世界ではとっくに頭角を現しているウクライナの首都キエフにあるクラブ『Closer』と彼らが主催するフェス<BRVAE! Factory Festival>を紹介したい。

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”とGoogle検索すると2014年に起きた内戦、ウクライナ東部紛争の記事ばかりが目につく。沈静化したといわれる現在だが改革はうまくいっておらず、経済は低迷しており、それが続くとまた内戦勃発の可能性もあると言われている。問題は山積みのままなのだ。テロは激化し、戦争の可能性のない国などあるのか? と考えてしまうような世の中だが、自分の住む国で自分が正しいと思う生き方をするしかないのかもしれない。話は逸れてしまったが、混沌とした情勢の中でも未来を感じさせてくれるのがアンダーグラウンドカルチャーであり、今その中心の一つといえるのがウクライナである。もちろん紛争地のど真ん中の話ではない。首都キエフのクラブシーンに世界中から注目が集まっており、私自身も現地に赴くことになっている。

そんな注目のキエフシーンを牽引するのが、DJとしても活躍しているファウンダーの一人Timur Bashaをはじめとするローカルクラブ「Closer」である。美貌と才能を持ち合わせた今最も注目すべきウクライナフィメールDJ NastiaやPanorama BarのレジデントであるMargaret Dygas、Fred P、Juju and Jordash、ベルリンを拠点に世界で活躍する日本人DJ Yone-koなど、他のヨーロッパ諸国の主要クラブに引けを取らないインターナショナルなラインナップとCloserが主催する<Strichka Festival>により、世界中にファンを抱えるまでとなった。

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そして、そのCloserが次に仕掛けるのが「BRAVE Factory Festival」である。キエフ市内の中心地から少し離れた場所にある巨大工場“Metrobud”を会場に8月23、24日の二日間にて行われる。地下鉄の建設が中止となり不要となってしまった跡地を地元の建設業者の協力のもとフェス会場として生まれ変わらせ、現在もなお建設が続いている。キエフという街も未知だが、ロケーションはより一層未知であり、その空間の中で味わうエレクトロニックミュージックは想像を絶する興奮を呼ぶことだろう。 また同会場内では、アートインスタレーションも行われることになっており、ベルリンとキエフでクラブキッズやファッションシーンを撮り続けている日本人写真家のHiroyuki Koshikawa氏の写真展示も行われることになっている。BRAVEフェスのレポートはKoshikawa氏が撮影する写真でお届けするので是非楽しみにしていて欲しい。

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photo by Hiroyuki Koshikawa

「私たちはこれまでにもCloserでのフェスを開催してきましたが、来場者数がキャパを超えるようになったため大きな会場が必要になりました。会場探しをしている中で私たちは“Metrobud”と偶然巡り会い、Factoryを付けた<BRAVE! Factory Festival>として今年の開催に至ることが出来たのです。地元の建設業者にも不要となってしまった敷地を全然別の用途で再利用されることを喜んでもらえ、私たちは新たな会場を得ることができてとても嬉しく思っています。<Strichka Festival>のようなインターナショナルなアーティストが集結するパーティーから人気が広がり、世界各地からアーティストやジャーナリスト、オーディエンスがキエフに訪れるようになりました。また、そういった人たちからの良い評価により現在のように注目されるようになりました。私たちは派手なコマーシャルを一切行っていません。これからもそのスタイルを変えるつもりはありません。自分たちの力で可能な限りこれからもキエフのシーンを作っていきたいと思っています。」そう語ってくれたのは、PRマネージャーであるAlisa Mullenである。

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気になる<BRAVE! Factory Festival>の詳細はこちら

EVENT INFORMATION

BRAVE Factory Festival

2017.08.23、24
Metrobud

出演アーティスト

ナイトプログラム:
ROBERT HOOD (USA)
OCTAVE ONE live (USA)
FRANCESCO TRISTANO live (LU) 
JAGA JAZZIST live (NO)
BRANDT BRAUER FRICK live (DE)
SIMIAN MOBILE DISCO dj set (UK)
DERRICK CARTER (USA)
FUNCTION (USA)
THE FIELD live (SE)
TOLKACHEV (UA)
BYETONE live (DE)
NASTIA (UA)
LAUREL HALO live (USA)
YVES TUMOR live (USA)
ANDREY KIRITCHENKO live (UA)
HEINALI live (UA)
SE62 (UA)
VOIN ORUWU live (UA)
IGOR GLUSHKO (UA)
SMAILOV (UA)
MYKYTA (UA)
ROMAN K (UA)
KONAKOV live (UA)
JOHN OBJECT live (UA)
PAHATAM (UA)
RECID (UA)

デイプログラム:
EGYPTIAN LOVER live (USA)
THE BUG feat. FLOWDAN and MISS RED live (UK)
ZEBRA KATZ live (USA)
NAH live (USA)
DJ MASDA (JP)
JUS-ED (USA)
LAWRENCE (DE)
ROMARE full live band (UK)
JANE FITZ (UK)
MAAYAN NIDAM (IL)
BILL PATRICK (USA)
ANNA HALETA (IL)
ВАГОНОВОЖАТЫЕ live (UA)
NOIZAR (UA)
BORYS (UA)
TIMUR BASHA (UA)
SHAKOLIN (UA)
BAMBU (UA)
VOVA KLK (UA)
ALEX SAVAGE (UA)
LOBANOV live (UA)
BEJENEC live (UA)
NISANTASHI PRIMARY SCHOOL live (UA)
PAVEL PLASTIKK (UA)
ZABAVA (UA)
more TBA…

アートプログラム:
Clemens Behr
Esteban Diakono
Oleksyi Zolotariov
Oleksyi Sai
GAZ group
詳細はこちら

Special thanks to : hustlepr.com

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宮沢香奈(Kana Miyazawa)

宮沢香奈(Kana Miyazawa)

フリーランスライター/コラムニスト

長野県生まれ。文化服装学院ファッションビジネス科卒業。 セレクトショップのプレス、ブランドディレクターを経たのち、フリーランスとしてPR事業をスタートさせる。ファッションと音楽の二本を柱に独自のスタイルで実績を積む。2012年頃からライターとして本格的に執筆活動を開始し、ヨーロッパのフェスやローカルカルチャーを取材するなど活動の幅を海外へと広げる。2014年に東京からベルリンへと活動拠点を移す。現在、Qetic,VOGUE,繊研,men's FUDGEなどで連載を持ち、多くのファッション誌やカルチャー誌に寄稿している。また、国内外のカルチャー情報&体験を提供するアクティビティーコマースBANANAにて、現地ガイドを担う。

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