話は前回のコラムに遡るが、つまり私は「オタバレ」を恐れていた。
オタバレとは、オタクであることが周囲に発覚してしまうことである。
それによってコミュニティの中で浮いたり、いじめられる事、ハブられる事を恐れたのだ。

実際私がオタバレした時には、当時の同級生たちからドン引きされた。

それに加えて、ソリが合わない人間をハブる同級生たちのことが怖くなって、自ら距離をとって行くうちに、みるみるうちにハブられたのである。

実際のところ、オタクとは関係のない部分でも、「リア充怖い」の気持ちから一人になっていったのだとは思う。

本当に最近の最近では、学校の中でオタバレしても他人と気まずくなる事がないと聞く。
学校にもよるとは思うが、とても羨ましい話である。

私も同級生とオタ活する青春送りたかったよおー・・・!(切実)

そんなわけで、私は学生時代(まだSNSもそこまで普及していなかった)、黙々と一人で好きなゲームや漫画、絵描きさんのサイトなどに没頭していき、それを人とほぼ共有する機会のないまま学校を辞めていった。

(学生時代、後半私のせいで疎遠になってしまったけど、唯一押し付けた漫画を借りてくれた非オタのS、ありがとう!)

だかしかし!
それも私が強ければ、オタクだからなんて理由にしなくても、きっと平気だったのだ。
その証拠に、小学校では、以前話したように、スクールカースト上位の女の子がオタクをステータスにしていったではないか。

子供だからゲームや漫画が好きなのは当然?

否!

彼女は私に初めてBLという世界と遭遇させた人物である。
れっきとした腐女子であり、二次創作BL、BL漫画などをそこで私は知る事となる。

これは普通の漫画好きとは確実に異なる。
腐ったオタクなのだ!

そんな子供にとっては一歩オトナの世界のオタクである彼女がカーストの上位に君臨し、堂々としていたからこそ、誰もオタクを否定することのない世界がそこにあったのだ。

「力」を持つとは、そういう事なのかもしれない。

さらにつづく
 

嫌いだと言われたオタクの話② S__15638553-1-1-700x700

miyako

モデル / コスプレイヤー / 声優 / DJ / 異色肌ギャルプロデューサー

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