今年はコロナ禍の中、お家時間が増え、部屋にある漫画を読み返したり、気になってた漫画を一気読みする人も多かったのではないでしょうか? そんな2020年、アーティストたちはどんな漫画に熱中したのか、どんな感想をもったのか。

Qetic編集部では『THE BEST COMICS OF 2020』と題し、アーティストたちが今年ハマった漫画を紹介する企画を実施。お家で過ごす年末年始のお供となる作品を見つけられるかも!

今回はシンガーソングライターのHiro-a-keyが『神様のバレー』/原作・渡辺ツルヤ、作画・西崎泰正をピックアップ!

Hiro-a-key – 『神様のバレー』/原作・渡辺ツルヤ、作画・西崎泰正

バレーボールの漫画で最近人気なのは「ハイキュー」でしょうか。
漫画版も読んだり、アニメも見てますが、今回紹介するのはstay home期間中に使うようになった漫画アプリ「ゼブラック」で読んでいる『神様のバレー』です。

僕はアメリカから帰国後、進んだ学校ではバスケ部と吹奏楽部への入部を迷ったあげく、何故か惹かれたのはバレーボール部でした。
久しぶりの日本の学校生活、しかも男子校と言う事で新たな経験をしたかったのでしょうか、全くの初心者をも受け入れてくれたオープンな運動部でした。
トスもまともにあげられなかった、そんな若かりし自分を思い出させてくれる漫画です。

スポーツ漫画の多くは、プレーヤーからの目線で描かれている事が多いですが、この作品は監督の目線。もし当時この漫画を読んでいたら、もう少しバレーボールの理解度が上がってたかな? と思わせてくれるような発見が多々あります。
入部して、とにかく声は出していたので、ピンチサーバーとして1年生途中から試合に出して貰えたり、2年生途中に正セッターが退部した関係で、夏からセッターの練習を後輩と必死に頑張るもなかなかものにはならず、最終的にセンス抜群だったチームのキャプテンとの変則ツインセッター制でローテーションを回し、何となく形になってきた3年生時には指を骨折して、最後の大会はベンチ入りも出来ず、ふて腐れてボール拾いも大してせずに引退。引き際が悪かったのでしょうか、高校時代合宿やら遠征やらかなりの時間を一緒に過ごしたチームメートとはだいぶ疎遠になってしまいました。

『神様のバレー』を読んでると当時のチームメートを思い出します。背は低かったけど、抜群のジャンプ力とセンスでスパイクを決めまくってたメンバー。ツーセッターでチームが機能した瞬間の歓喜。経験値低くてもムードを変えようとしたピンチサーバー。選手として身体はそんなに大きくなかったけど、進学校なりに考えたバレーを僕らも当時してたはずです。一点取るたびに駆け回って祝っていたのは今でも思い出します。

神様と呼ばれる監督が率いる幸大学園。
色んな戦法やら駆け引きが盛り込まれていて、今後もどんな形で裏をかかれるのか、続きを読むのが楽しみです。

試し読みはこちら

THE BEST OF 2020

PROFILE

THE BEST COMICS OF 2020|Hiro-a-key - 『神様のバレー』/原作・渡辺ツルヤ、作画・西崎泰正 column201230_thebestof-_Hiro-a-key-1440x960

Hiro-a-key

芯のあるハイトーンボイスとファルセットで Hip Hop、Jazz、Soul、Rock までジャンルレスに歌いこなすマルチシンガー。

幼少期をNYとLAで過ごし、マーチングバンドでアルトサックスを担当。
本場の Big Band Jazzから Hip Hopまで様々な音楽に影響を受ける。
帰国後、歌に目覚め本格的に活動を開始。
英語と日本語のグルーヴを使い分け、歌のみならずラップ的なアプローチからビートボックなど声を使ったすべての表現を縦横無尽に行き来し、ライブではサンプラーやキーボードも駆使。
その独自のスタイルは国内のみならず、ネットを通じ世界中で話題となる。

2004年、世界的なテレビ番組「Sesame Street」のレギュラーに抜擢され、子供達に歌とダンスの素晴らしさを伝える。
2010年、1stアルバムをリリース。
Fat jon (Five deez)、HanaH Spring、SWING-O等を迎えた同アルバムはHMV渋谷 Weekly チャートで10位を記録。
リードソング「叶」は有線インディーズリクエストランキングにて2位を記録するなど各所にその名が浸透する。
2012年、竹本 健一、Fire Lily、ルンヒャンと共に立ち上げたイベントDRAMATIC SOULは日本のR&B、SOULシーンを賑わす存在になり、同名義でアルバムも2枚リリース。

また、冨田ラボ、黒澤薫 (ゴスペラーズ)、秦 基博、ナオト・インティライミ、ナガシマトモコ (Orange Pekoe)、CHEMISTRY、土岐麻子、神宮司治 (レミオロメン)、SOIL&”PIMP”SESSIONS、m.c.A・T、ダンス☆マン、椎名純平、黒田卓也、JiLL-Decoy association、Bird、坂本 真綾、Tei Towa、沖野 修也、井手 麻理子、Silva、Paris Match、露崎 春女、Mountain Mocha Kilimanjaro、Nao Yoshioka、オーサカ=モノレール、ROOT SOUL、Marter、Monica、BIGYUKI、Blu-Swing、bohemianvoodoo、TRI4TH、Jabber Loopなど国内外のアーティストとライヴ、レコーディングにて共演。
さらにVOLVO、KOSE Visee、ハピネット、J-WAVEなど企業CMで歌やナレーションでも活躍。
海外での活動も多く、アメリカ、カザフスタン、香港、韓国、ドイツ等世界中を飛び回る。

現在 2nd Album 制作中。

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PLAYLIST INFORMATION

origami Works 2020

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