――一緒に楽曲をつくる過程では、常に新しい発見がありますか?

もちろん、あります。だから「〇〇〇に美津留」というプロジェクトは、いつも興奮してやってます。「くうきにみつる」はひらがな表記で、空気に充満していくという意味の音にも聞こえるようにしてあるんですよ。

――倉本さんが今注目している、気になっている人はいますか?

石崎ひゅーいさん。ホントのことを言うと、彼のこと全然知らないんだけど、友だちの園子温監督が作ったドラマのエンディングテーマを歌っていて気になりました。部分的に聴いただけなのに、面白いかも!って。調べたら変な名前でさらに気になった(笑)。こういうことは久しぶりでした。本名らしいですね、ひゅーい。気になります。

――今回空気公団と初のコラボレーションで、アルバムを一枚作り終えていかがですか?

たくさんの人に聴いてもらいたいと思っています。本当にいいものが生まれたというか、いいものを一緒に作らせてもらえたから。空気公団とじゃなかったらできなかったものになってます。

【インタビュー】倉本美津留と空気公団、混じり合いそうにない2組が惹かれ合い生まれた新ユニット「くうきにみつる」を語る interview131115_kuukinimitsuru_jk

Interview & text by Maiko Okuhara
photo by Taisuke Yamada(Qetic)

Release Information

2013.11.20 on sale!
Artist:くうきにみつる(空気公団/倉本美津留)
Title:はにほへといろは
Fuwari Studio
DDCZ-1909
¥2,363(tax incl.)
: 11/17(日)~11/20(水)
一般発売:12/7(土) 午前10時~