末にふらっと遊びに行ける手軽さとアイディア満載の運営で、インディー・リスナーの恒例行事としてすっかり定着した感のある人気レーベル主催の音楽見本市<Hostess Club Weekender>(以下HCW)もいよいよ通算8回目! 今回も新木場スタジオ・コーストを舞台に、パワー・アップしたフード・エリア、会場だけの独自コンテンツなどが用意され、2日間の熱演が繰り広げられた。

フード・エリア

GAP LOUNGE

開催回によって毎回違った雰囲気を見せる出演者だが、この初日はUSオルタナの至宝ブロンド・レッドヘッドをヘッドライナーに、北欧、最新のインディーR&B、SSW、ダンス系までヴァラエティ豊かなラインナップ。<HCW>の常連さんから初めての人までを含む学生団体の招待企画も実現し、話を聞かせてもらったところ「中規模フェスで、単独では難しいアーティストを年に3回まとめてみられるのが魅力」、「みんな音楽を楽しんでいる雰囲気がいい」、「自分の好みに合わせて楽しめる」と満喫していた模様。音楽好きが集まる場所であること、そしてみんなで和気あいあいと音楽について語れる雰囲気があることが、このイベントの大きな魅力のひとつなのだ。そこで今回は、会場に集まったお客さんの感想とライヴレポートをあわせて掲載。充実の2日間を色んな角度から振り返ってみました。まずは1日目に寄せられたお客さんの感想から!!

■ハイアズアカイト
「(ハイアズアカイトのサイン会ブース前で)今日はマルテ(・エベルソン:Key)ちゃんを見に来ました。ライヴも凄くうまかったし、絶対売れると思います!!」

(ヤマダ)

■ソン
「音源よりダンサブルで盛り上がって驚き。ライヴの方が断然よかった!」

(ユウコ)

「『これがインディーR&Bなんだ!』って興奮しました。こういうアーティストがいち早く観れるのが<HCW>。音的にはジェイムス・ブレイクにも似てるなぁと。あとは、いつも同じフードを被ってるけど、今日も同じフー……以下略です(笑)」

(タナカユウスケ)

■パフューム・ジーニアス
「今日の目当てはパフューム・ジーニアス! 前回出てた時は華奢で不安そうなイメージだったのに、今回は余裕を持ってる感じで感動。中でも(ステージ)中央のキーボードにサポートの人と2人で腰かけて演奏した瞬間がやばすぎた!」

(タカムラ)

「繊細な音楽なのにバンド・セットでやっていて、一人では出来ない音楽になっていて最高だと思いました」

(招待企画に当選した学生)

招待企画に当選した学生

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