今年自身の精神健康状態の悪化を理由に、音楽活動を一時休止することを発表したばかりのジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が、Instagramで自身の現状や過去の自身の行動について、心境を吐露する投稿をしたことで話題となっている。

ジャスティン・ビーバー「今日はみんなに優しくしてほしい」

ビーバーは、自身の気持ちを綴ったメモをInstagram上に突然投稿。自身のこれまでの言動を懺悔するような真に迫ったものとなっており、ファンをはじめとした多くの人々がこの投稿にリアクションしている。

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Hope you find time to read this it’s from my heart

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ビーバーはこの投稿の中で、「朝ベッドから出るのが難しいときもある。トラブルにつぐトラブルが目の前にあるような気がするときなんだ。“恐怖心”のレンズを通して1日を予見することから始まって、また嫌な1日を過ごすことになる。失望につぐ失望の感情のサイクル。時々、もうこれ以上生きていたくないとさえ思ってしまうポイントまで達してしまうこともある」と、自身がうつ病を抱えていることまで告白している。

さらには自身が19歳までに「相当ひどい」ドラッグに手を染めていたことや交友関係をめちゃくちゃにしてしまったことも明かしている。「女性に対してすごく怒っていたし、失礼な態度を取っていた。僕を愛してくれていた人全員をつき離していたし、いつも隠れていた。心を閉ざしてしまったんだ」と当時を振り返っている。

ただ現在は妻であるヘイリー・ボールドウィンとの結婚を機に、「自分の人生で最も充実した時期を送れている」と話している。「“結婚”だよ!! 素晴らしくクレイジーで、新鮮な責任感だよ」と自身の結婚生活について綴っている。彼は最後に「今日は優しくなろう。大胆になろう。そして自分の基準じゃなくて、神様の絶え間ない愛情で人を愛そう」と締めくくっている。彼の力ある文章を読めば、辛い気持ちを抱えている人ならきっと誰でも勇気付けられるはずだ。

ジャスティン・ビーバー、自身のドラッグ遍歴や精神病の状態についてInstagramに投稿 music190903_justinbieber_1-1920x1590
Photo via @JustinBieber(Facebook)