名古屋の〈RCSLUM〉から1991年生まれのラッパー、nazcaの6曲入りのEP『Paradox』がリリースされる。6曲入りのEP『Paradox』には、Karnageabentisという2人のプロデューサーが参加、YNG JOE$が客演。トラップ、グライム、ドリルを独自に消化したオリジナルなサウンドで、意味より速度とキレキレのリズムでかっ飛ばす2021年のラップ・ミュージックが完成した。

各種ストリーミングサービスでは、abentisがプロデュースした“Futomaki freestyle GP”が先行配信中。ご一聴されたし。

nazca『Paradox』

RCSLUM RECORDINGSの作品(mixcdも含め)をずっと聴いてきている。その流れでnazcaの最新作に触れると、このレーベルが東海地方、名古屋に密着したうえで世界の音楽との同時代性を意識しながら次を見据えはじめているのが伝わってくる。nazcaの『Paradox』から感じられる、アンダーグラウンドなダンス/ラップ・ミュージックの力強さ、美しさ、騒々しさはいまとても心強く、魅力的だ。(二木信)
キレキレのリズムでかっ飛ばす──〈RCSLUM〉からリリースされるnazcaのEP『Paradox』にYNG JOE$が客演、Karnageとabentisがプロデュース music210916-nazca
nazca
1991年、名古屋生まれ。幼少のころからHIPHOP以外にMETAL、SCREAMO等、様々な音楽体験を経て20歳の夏にRAPを始める。BEATMAKERのABENTISと共にSoundCloud、YouTube等に音源をアップロードして行く。その当時からRAPスキルには非凡な才能を見せ、2018年avex主催の新人発掘オーディションbig upにて審査員特別賞を受賞。優れたリズム取りで披露されるラップスキルは、聴衆を納得させるに十分なセンスだと断言できる。

RELEASE INFORMATION

Paradox

nazca

2021.10.13(水)

RCSLUM RECORDINGS|RCSRC025

Tracklist

1. Get out prod. Karnage

2. Don’t think feat. YNG JOE$ prod. Karnage

3. Tinder prod. Karnage

4. Futomaki freestyle GP prod. abentis

5. Pinokio prod. abentis

6. Pinokio 大虚 remix prod. abentis

nazca InstagramRCSLUM