DJミックスをボタンひとつで簡単に録音できるDJ必携のiOSアプリ、Pioneer DJDJM-REC」に新たな機能として、Apple MusicSpotifyなどのサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスに自身で録音したミックスをアップロードできる機能が追加された。

「DJM-REC」でApple Music、Spotifyにミックスをアップロード!

この機能は、Pioneer DJがデジタル著作権管理プラットフォームのDubset Media Holdings, Inc. (以下、Dubset Media社)と協業を開始したことにより実現したもの。Dubset Media社では独自の音源ファイル解析技術「MixSCAN」を利用し、音楽関連の著作権処理やマネタイズを支援するプラットフォーム「MixBANK」を提供している。

今回の機能追加により「DJM-REC」から「Dubset」にDJミックスやリミックス楽曲をアップロードすると、使用した楽曲の著作権処理をDubset Media社が行うことで、DJミックスやリミックス楽曲をApple MusicやSpotifyなどのサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスに合法的に配信できるように。音楽配信サービスのユーザーがそのDJミックスやリミックス楽曲を再生すると、再生回数に応じた収益からロイヤリティがDJと権利者に分配される形だ。

「DJM-REC」の最新版をダウンロードすれば、本機能を利用できるとのこと。すでに本アプリには、Mixcloud、SoundCloud、Dropboxなどのクラウドサービスにアップロードできる機能があったが、今回の機能追加でミックスを作成したDJやミックス内で使用されている楽曲を製作したアーティストにも、収益が分配される形となる。DJとして活動している方にとってはこの上ない内容だ。ぜひ一度試してみては?

あなたもDJミックスをApple Music、Spotifyにアップロードして収益ゲット!「DJM-REC」とDubsetが提携 tech190529_djm_rec_1
Photo via @PioneerDJJPN(Twitter)

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