今年3月に光を使った探知&測距センサー「LiDARスキャナ」を搭載したiPad Proが発表を迎え、さらに10月には第4世代のiPad Airも発売された。格段にアップデートされたことでも話題となったが、早くも来年さらに進化したiPadが登場することになるようだ。

2021年登場のミニLED搭載iPad Proは12.9インチモデルのみ?

スマートフォンなどに利用されるディスプレイのサプライチェーンに関する情報を提供しているメディア「DSCC」のCEOであるロス・ヤング氏が自身のTwitterを更新。DSCCにて今後のミニLEDを搭載したデバイスの販売台数を予測したレポートを公開したことを報告するとともに、来年発表される新型iPad Proに採用されるであろうディスプレイについて言及している

ヤング氏は「ミニLED搭載のiPad Proは2021年に発表されるのか?」との問いに、12.9インチモデルにのみミニLEDが搭載される、と回答。一方で、2022年にはOLED搭載のiPadも登場すると回答しており、10.9インチモデルならびに11インチモデルがOLED搭載モデルとなることも説明している。

現状、10.9インチモデルならびに11インチモデルがどのiPadを指しているのかは不明だが、Apple関連の情報に精通しているアナリスト、ミンチー・クオ氏がすでに発表しているレポートにて、来年11インチモデルのiPad Proが登場する旨も伝えられていることから、ヤング氏の示唆する11インチモデルはiPad Proを指しているとも考えられる。つまり、ヤング氏によると、来年は12.9インチモデルのiPad Proのみが登場することになるようだ。クオ氏は来年の新型iPad Proの発表時期について、上半期中の登場を示唆している。また本モデルは5Gにも対応する可能性も。今後の情報に注目だ!

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Photo via Apple Newsroom