先日、バンド初のドキュメンタリー『Tribe Called Discord:Documetary of GEZAN』の公開を発表したばかりのGEZANのボーカル、マヒトゥ・ザ・ピーポーが自身初めての小説『銀河で一番静かな革命』を発売することに。

小説『銀河で一番静かな革命』

本作は、独自の世界観でしたためた詩に定評のあるアーティストである彼が、1年半もの歳月をかけて執筆した作品。

ストーリーは以下の通り。

海外に行ったことのない英会話講師のゆうき。長いあいだ新しい曲を作ることができないでいるミュージシャンの光太。父親のわからない子を産んだ自分を責める、シングルマザーのましろ。
決めるのはいつも自分じゃない誰か。孤独と鬱屈はいつも身近にあった。だから、こんな世界に未練なんてない、ずっとそう思っていたのに、あの「通達」ですべて変わってしまった。
タイムリミットが来る前に、私たちは、「答え」を探さなければならない――。
孤独で不器用な人々の輝きを切なく鮮やかに切り取る、ずっと忘れられない物語。

参照:幻冬舎

また、今作の発表に向けて、彼を知る数々の著名人から推薦コメントが届いている。

どうしても言いたいことがある! あふれる文才! これこそが小説というものが生まれるとき。私もこんな澄んだ気持ちで最期をむかえたい。 
――吉本ばなな(作家)

この物語は、ともすれば見落とされてしまいそうな日常の瞬間を鮮やかに際立たせてくれた。ありがとう。
――又吉直樹(芸人)

ぎりぎりのところでロープから手を離さず、懸命に生きる人たち。その傍らで、彼らの命を祝福するように、マヒトくんは今日も歌うのだろう。小説のかたちをしているが、これは美しい詩だ。
――後藤正文(ミュージシャン)

マヒトの手にかかれば日常は詩に溢れていて、終わりに向かった世界でも私たちは孤独だった。それでも決してひとりではないと教えてくれる。
――植本一子(写真家)

自身のInstagramでも声明を発表。彼自身初となる試みに、多くのファンが期待しているはず。次々と、新たな表現を見つける彼の今後にこれからも注目だ。本作は5月23日(木)の発売を予定している。

GEZANーBODY ODD feat.鎮座DOPENESS.syucream.Taigen.LOSS .蛯名 啓太.OMSBーlive渋谷CLUB QUATTRO(2019.1.24)

RELEASE INFORMATION

銀河で一番静かな革命

2019年5月23日(木)
¥1,500(+tax)

マヒトゥ・ザ・ピーポー
発売元:幻冬舎
ISBN:978-4-344-03467-9
体裁:四六判上製
ページ数:240ページ

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