先日、サークルKサンクスと新日本プロレスがコラボしていたのをご存知でしょうか? 正直、僕はずるいと思いました。だってお弁当の海苔が新日のライオンマークになっているだけなのに……買うに決まってるじゃないですか! 美味しそうとかカロリーとかどうでも良くて、CDで言う「ジャケ買い」、悔しいけど迷わず購入してしまいました。

190cm170kgの皇帝/ビッグバン・ベイダー column150630_michikusa_2

出典:http://www.njpw.co.jp/news/detail.php?nid=14034

ということで、今回ボンバイエしたいのは皇帝戦士ビッグバン・ベイダー。190cm170kgという巨漢のベイダーは腕を振れば「ベイダーハンマー」と呼ばれ、体をぶつければ「ベイダーアタック」と呼ばれるほど、すさまじい破壊力の持ち主でした。ただベイダーが他のパワーファイターと圧倒的に違うところ、それはその体格からは想像がつかないほど身軽なところだと思います。ただのデブじゃないんです、トップロープからムーンサルトする170kgなんて普通に考えてありえないですよね。そのとてつもない破壊力は受けた事がなくても想像つくかと思います。

「皇帝戦士」ベイダーのムーンサルトです(自爆)

元々はマサ斎藤からのスカウトでアメリカより来日したベイダー。新日本プロレス、全日本プロレス、NOAHと日本のプロレス団体を転々としましたが、新日では猪木や長州と死闘を繰り広げ、全日ではハンセンとの最強タッグを結成し、NOAHでは世代の違う三沢や小橋に全く引けを取らないファイトを見せ、各団体で確実に伝説となる爪痕を残していきました。

その伝説の中の1つ、毎年開催される全日本プロレス春の祭典「チャンピオンカーニバル」でベイダーが優勝した試合をご覧いただきたいと思います。ベイダーもすごいけど、ベイダーのムーンサルトをくらってもまだフォールを返す小橋もすごい!

小橋 vs ベイダー 1999 チャンピオンカーニバル決勝戦

アントニオ猪木が引退を宣言して「イノキファイナルカウントダウン」という全12試合のシリーズをはじめました。その当時、時代を引っ張っていた選手や過去に猪木が死闘を繰り広げたレスラーとの試合が組まれていったのですが、その中の1戦が1996年1月4日東京ドームで行われたベイダーとの試合でした。久々にベイダーが新日のリングに上がるとあって、子供だった僕はなぜか正座をしてしっかりと試合に見入ったのを覚えています。結果的に関節を取られたベイダーは負けてしまいましたが、途中投げっぱなしジャーマンで猪木を失神させたりと、試合は終始ベイダーペースでした。相変わらずの存在感を魅せつけたベイダーの試合をご覧ください。

Big Van Vader vs. Antonio Inoki

いかがでしたでしょうか。僕は最近全然痩せられずに太っていく自分を気にしてたのですが、このくらい身軽だったら太ってても良いなぁと感じてしまいました。次回もお楽しみに、それでは。

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※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。