世界歴代興収第2位の座を獲得し、現在も大ヒット上映中のマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。「アベンジャーズ」シリーズの中でも最大のヒット作となった本作にも登場する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャラクター・ガモーラについて、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督を務めたジョー&アンソニー・ルッソ監督が語っている。

ここから先はネタバレの可能性もあるので、注意して読んでいただきたい。

Guardians of the Galaxy Vol. 2 ー Trailer 3(Official)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のガモーラはどうなった?

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、サノスに命を奪われたガモーラが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で過去の時間軸から再登場した際、まだサノスの仲間だった彼女。アイアンマンことトニー・スタークと「インフィニティ・ストーン」の力によって、サノスの手下を含めすべての敵がチリとなって消えたとき、一体彼女はどうなってしまったのだろうか?

インタビューに応えたジョー監督は、「彼女がチリになってしまったのか、生き残っているのか、僕らもわかっていないんだ」と意外な応えを返している。またガモーラの恋人だった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの主人公スター・ロードことピーター・クイルも、彼女が生きているかどうか知らない、とアンソニー監督が付け加えている。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』をご覧になった方ならご存知だろうが、ラストシーンで宇宙船ザ・ベネターにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが乗り込み、新たな旅に出ようとする場面がある。しかし、その船内にはガモーラの姿はなく、クイルはホログラム表示されたガモーラをただ眺めているのだ。あのシーンの真相が今回の監督たちの説明でわかるはずだ。

監督たちは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの続編の監督としてカムバックを果たしたジェームズ・ガンにすべてを委ねる、と話し「僕らの役目はもう終わったよ」と締めくくっている。

先日ディズニーから発表された製作スケジュールに、マーベル・スタジオ作品の日程も記されていたが、一番早い作品でも来年の5月が公開となっていた。また監督のジェームズ・ガンは、2021年8月6日に公開を予定しているDC映画『スーサイド・スクワッド』の続編の監督も担っており、少なくとも本作の製作が終わらない限りは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編の製作もスタートしない、と見られている。「アベンジャーズ」の中でも特に人気のあるシリーズなだけに公開を待ち望んでいる人はたくさんいるはず。続報に期待したい。

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