その名の通り、映画的で壮大なサウンドスケープを繰り広げるザ・シネマティック・オーケストラ(THE CINEMATIC ORCHESTRA|以下、TCO)、12年振りの最新アルバム『To Believe』が3月15日にリリースされる。さらに4月には待望の来日、初のホールコンサートツアーも発表した。

そしてデビュー20周年を迎えた彼らの集大成ともいえる傑作から、17年振りにルーツ・マヌーヴァをフィーチャーした新曲“A Caged Bird/Imitations of Life”が解禁された。

To Believe

偉大な芸術は時代を超えて永遠に生き続ける。
大事なのは共鳴する音楽を作ること。

Jason Swinscoe

アルバムに先駆けて2016年にリリースされた表題曲“To Believe”では、ジェイムズ・ブレイクの新作『Assume Form』への参加も話題のシンガー、モーゼス・サムニーをフィーチャー。その憂いを帯びた歌声を繊細なストリングスが彩っているが、本作のストリングスを手掛けたのは、フライング・ロータスやカマシ・ワシントンなどの作品を手掛けてきたLAシーンのキーパーソン、ミゲル・アトウッド・ファーガソン。ミゲルの他にも、ドリアン・コンセプト、サンダーキャットのバンドメンバー、デニス・ハムなど、いま注目を集めているレーベル〈Brainfeeder〉関係のアーティストが参加しているのも見逃せない。

The Cinematic Orchestraが12年振りの最新作を3月にリリース|4月には来日、初のホールコンサートツアーも発表 music190116-cinematicorchestra-3
『To Believe』

さらにジャイルス・ピーターソンが絶賛するロンドンの女性シンガー、タウィアをはじめ、グレイ・レヴァレンドやハイディ・ヴォーゲルといったTCO作品に欠かせないシンガーたちも参加。ミックス・エンジニアには、アデル、デヴィッド・ボウイ、U2、ベック、フランク・オーシャンら錚々たるアーティストたちの作品を手掛け、グラミー賞も受賞している屈指の名エンジニア、トム・エルムハーストを起用。アートワークは、ザ・デザイナーズ・リパブリックが手がけている。賞賛を集めた前作『Ma Fleur』(07年)の世界をさらに深化させ、透徹した美意識に貫かれた本作は、今年でデビュー20周年を迎えた彼らの集大成ともいえる傑作だ。

待望の新作『To Believe』は、3月15日(金)に世界同時リリース。国内盤CDにはボーナストラック“The King’s Magicians”が追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。初回生産盤はスリーヴケース付。またスペシャル・フォーマットとして数量限定のオリジナル・トートバッグ付セットの販売も決定。iTunes Storeでは「Mastered for iTunes」フォーマットでマスタリングされた高音質音源での配信となり、今アルバムを予約すると、公開中の“To Believe”“A Caged Bird/Imitations of Life”の2曲がいち早くダウンロードできる。

初ホールコンサートツアー

待望の新作をひっさげての来日公演は、4月18日の大阪会場がサンケイホールブリーゼ、4月19日(金)の東京会場が昭和女子大学人見記念講堂での開催となり、初となるホールコンサートツアー(全席指定)となる。2012年に開催された<SonarSound Tokyo>を感動的に締めくくった忘れ難きパフォーマンスから7年半振り、そして単独公演としては、2008年以来11年振りの来日公演がとなる(大阪公演は実に2002年以来17年振り!)。

ジャジーで、ソウルフルで、流麗で、エモーショナルで、スリリングなアンサンブル。心を揺さぶる珠玉の音楽が、会場を大きな感動に包み込む完売必至のコンサート。最速先行チケットの受付は、今週1月18日(金)正午から。

ザ・シネマティック・オーケストラ
The Cinematic Orchestra

The Cinematic Orchestraが12年振りの最新作を3月にリリース|4月には来日、初のホールコンサートツアーも発表 music190116-cinematicorchestra-1

ジェイソン・スウィンスコーを中心にロンドンで結成されたTCOは、99年にデビュー・アルバム『Motion』を発表。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイヴィスへのオマージュに満ちたジャジーな本作で注目を集めた彼らは、セカンド・アルバム『Every Day』(02年)で本格的にオーケストラ・サウンドを導入。伝説的ソウルシンガー、フォンテラ・バスも参加した本作品で、ジャズ、クラシック、ヒップホップ、エレクトロニカなど様々な音楽性を融合させて音楽性を広げていく。

そして、『Ma Fleur』(07年)では、様々なヴォーカリストをゲストに招き、まるで一本の映画のようにドラマティックな世界を作り出した。収録曲の「To Build A Home」は、世界各国で映画やTVCMに起用されただけでなく、フィギュアスケートの新たな定番曲としても知られている。それから12年の時を経て、遂に新作『To Believe』が完成した。

ジャズからの深い影響、そしてモダンなエレクトロニックのプロダクション・テクニックを取り入れた唯一無二のサウンドは、パイオニアとしての彼らのステータスを揺るぎないものとしたほか、エレクトロニック・ミュージックの若いリスナーにジャズを紹介するという重要な役割を果たし、フローティング・ポインツやカマシ・ワシントン、バッドバッドノットグッドら次世代アーティストにも大きな影響を与えている。

新曲はこちらから

RELEASE INFORMATION

To Believe

label: Ninja Tune / BEAT RECORDS
artist: THE CINEMATIC ORCHESTRA
release date: 2019/03/15 FRI ON SALE

TRACKLIST
1. To Believe (feat. Moses Sumney)
2. A Caged Bird/Imitations of Life (feat. Roots Manuva)
3. Lessons
4. Wait for Now/Leave The World(feat. Tawiah)
5. The Workers of Art
6. Zero One/This Fantasy (feat. Grey Reverend)
7. The King’s Magicians *Bonus Track for Japan
8. A Promise (feat. Heidi Vogel)

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EVENT INFORMATION

ザ・シネマティック・オーケストラ
THE CINEMATIC ORCHESTRA

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SUPPORT ACT: 後日発表

大阪公演
2019/4/18 (THU) サンケイホールブリーゼ
開場:18:00 / 開演:18:30
前売チケット (全席指定):8,000円 (税込) ※未就学児童入場不可
INFO: SMASH WEST 06-6536-5569 / [http://smash-jpn.com] [http://smash-mobile.com]

チケット詳細:
★SMASH FRIENDS先行受付:1/18(金)〜21(月)
★主催者先行受付:1/22(火)〜1/30(水)
★プレイガイド先行受付:1/31(木)〜
★プレイガイド一般発売:2/9(土)〜

東京公演
2019/4/19 (FRI) 昭和女子大学人見記念講堂
開場:18:00 / 開演:18:30
前売チケット(全席指定) S席:8,000円(税込) / A席:7,500円(税込) ※未就学児童入場不可
INFO: BEATINK 03 5768 1277 [www.beatink.com]
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999 [http://www.red-hot.ne.jp/]

チケット詳細:
【先行】
★イープラス 最速先行 1/18 (金) 12:00〜1/24 (木) 23:59 [http://eplus.jp/cinematicorchestra/]
★イープラス プレオーダー 1/28 (月) 12:00〜2/3 (日) 23:59 [http://eplus.jp/cinematicorchestra/]
★ぴあ プレリザーブ 1/28 (月) 11:00〜2/4 (月) 11:00 [http://w.pia.jp/t/cinematicorchestra/]
★ローソン プレリクエスト 1/28 (月) 12:00〜2/3 (日) 23:59 [https://l-tike.com/tco0419]

【一般発売】2/9(土)〜
★イープラス:http://eplus.jp/cinematicorchestra/
★チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/cinematicorchestra/
★ローソンチケット:https://l-tike.com/tco0419
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