――タカハシさんは、自分が入ることで何が出来ると考えましたか?

タカハシ 歌いたいっていう気持ちはすごくあるけれど、自分のCzecho No Republicの役割としては、ボーカルは武井さんがいるから、コーラスの面が一番出るんじゃないかって。普通のコーラスじゃない、面白い部分を引き出してくれたのが八木さんとか武井さんなんです。「こういうのいいんじゃないの?」って、mumとかのほんわりする息遣いだとかが好きだから、そういう感じの雰囲気をコーラスにいれたらどうかって。私はもともと歌っていたのが普通の歌メロだったので、Czecho No Republicに合うコーラスはどういうものなのか考えましたね、声の出し方とかも。

――歌い上げる感じとコーラスは違いますもんね。

タカハシ はい。コーラスをやったことがなかったので、コーラスなのに歌を邪魔しているみたいな感じだったんですよ。

武井 もっと歌って欲しいんですけどね(笑)。

――それと、タカハシさんはテレビに出たり、モデルの側面もあるじゃないですか。タカハシさんがきっかけでCzecho No Republicを知る人たちが増える可能性も大きいと思っていて。Twitterのフォロワーが50000人を超えてますし。

武井 戦闘力だ(笑)。

タカハシ (笑)。雑誌の読者の中にも私がきっかけでCzecho No Republicを好きになってくれた子もいますね。でも、バンドにとって、それがいいのか悪いのかというか。やっぱりかっこいい見られ方とかがあると思うので、みんなが嫌じゃなければいいですね。そう思いつつも、最近は気にせずやっていますけれど(笑)。

次ページ:初めて来た人のハートをがっちり掴むようないいライブをしたいっていう気持ちでみんなやっているので、そういった意味で変わったのかな。(砂川)