イムテーブルも発表され、フェス好きの気分はもう<FUJI ROCK FESTIVAL’14(以下、フジロック’14)>一色なのでは? その前準備として、マイタイムテーブルを作る人もでてききたハズ! だけど、なかなか思い通りにいかないのが、このスケジュールの組み立て。今年はどのアーティストを観るべきなのかわからない、逆に観たいものが多すぎて絞れない……そんな悩める読者に向けて、今回の特集では、GAN-BAN/岩盤ショップスタッフ〜レーベル担当者、そして編集部による注目アーティストを動画と一緒に紹介! 

また、<フジロック>と言えばフェス飯も醍醐味のひとつ。エリアに分かれたバラエイティに富んだフード&ドリンクを楽しみにしている人も多いはずです。そこで、今年出店する店舗の中から厳選して、オススメグルメ情報もお届けしちゃいます!

あの大物アーティストから見逃せない新人アーティスト、よだれも出ちゃうあのフェス飯まで。是非スケジュール組み立ての参考にしてみてはいかがでしょう?

目次:
1.ショップスタッフ・レーベル・編集部オススメの注目アーティスト!
2. 食べなきゃ損ソン★ フェス飯店舗紹介&一推しフード!

レーベル担当者〜編集部オススメ! <フジロック’14>注目アーティスト

BEAMS RECORDS・廣瀬さん
⇒ CHET FAKER/チェット・フェイカー

出演:3日目 00:00~ レッドマーキー [SUNDAY SESSION]

敬愛するチェット・ベイカーから拝借して、FAKER=偽造者なんて名乗ってしまうセンスがまず最高。今年の<フジロック>はメルボルン発のシンガー・ソング・ライター、チェット・フェイカーが要注目です。“No Diggity”のカバー(もとはブラックストリート feat. ドクター・ドレーの曲)を収録したEPで一躍注目を浴びて、あれよあれよとヒットチャートを駆け上った弱冠26歳のシンデレラ・ボーイ。こういうエピソードはよく聞くけれど、ソングライティングのセンスとアンニュイなヴォーカルは紛れもなく「本物」! また彼がフェイバリットに挙げているフォー・テットやボノボにも通じるエレクトロニカ、ダウンテンポ的な曲のアプローチがまた程よく今っぽくていい塩梅なんです。彼のライブは3日目の午前0時からレッドマーキーにて。<フジ>終盤、幻想的なチェットのサウンドにどっぷり浸るとしましょう!

GAN-BAN/岩盤・平山さん
⇒ DARKSIDE/ダークサイド

出演:1日目 01:45~(25:45~)レッドマーキー[PLANET GROOVE]

2011年、当時NY在住の大学生であり、衝撃のデビュー作を発表した天才、ニコラス・ジャーが2年かけ試行錯誤を繰り返し、新たにスタートさせたデイヴ・ハリントンとのプロジェクト、ダークサイド。昨年末リリースされたアルバム『サイキック』ではスペーシーな電子音とノイズが飛び交いギターとボーカルが妖しく光り、サイケデリックとトリップ感を見事に表現した唯一無為の要注意アルバムとなった。そして彼らの注目してほしいのがライブでのパフォーマンス。ニコラス・ジャー個人では2年連続でレジデント・アドバイザーの“Top 20 live acts”の第1位に選ばれ、僕個人も来日公演は体感しております。彼のライブには衝撃を受けました。ダークサイドはニコラスとそのバンドでもプレイするギタリスト、デイヴ・ハリントン2人によるプロジェクト。妖しく、唯一無為の彼らの音を<フジロック>の苗場の大自然の中で、ぜひ体感してほしい。

GAN-BAN/岩盤・ナターシャさん
⇒ JUNGLE/ジャングル

出演日:1日目 23:30 レッドマーキー[PLANET GROOVE]

ロンドンの大手レーベルから登場した大注目の新星ダンスデュオ、ジャングル!! ヴァンパイア・ウィークエンドや、フレンドリー・ファイアーズなどが所属する〈XLレコーディングス〉から登場。ロンドンでの初ライブは即完、「BBC Sound Of 2014」のロング・リストにも選ばれた大注目の新人。なんとも言えない唯一無二のサウンド。ファンク? ソウル? R&B? 中毒的ダンスミュージック。彼ら独自のグルーヴを!! グルーヴィーな空間をぜひ感じてもらいたいです! デビューアルバム『JUNGLE』をリリースしたばかりなのでこれまたライブ期待大。素性の知られていない謎多き彼らのライブを日本で初めて観れる貴重なステージですよー!!

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