注目はメイン・ステージ以外にも! 小ホールにはジャズの精鋭がずらり

そして小ホールでは、昼下がりの14時から「アフタヌーン・サロン・ジャズ」と題して現代ジャズの精鋭たちが登場。エミ・マイヤーのステージでもバックを務めるダブルトーラス(“2つの輪”の意)は、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールなどにも参加したピアニストの林正樹と、東京スカパラダイスオーケストラの沖祐市とのユニットsembelloなどでも知られるサックスの田中邦和による技巧派デュオ。田中邦和は今回オマール・ソーサと共演する熊谷和徳とツアーを行なった経験があり、林正樹は<アフタヌーン・サロン・ジャズ>に出演する、間を奏でるのメンバーでもあるなど、今回の多くの出演者と関係が深い。

田中邦和&林正樹 『Double Torus』

Sembello – Raise It All

ジャズピアニストのスガダイローは、これまで向井秀徳、U-zhaan、山下洋輔といった面々と共演してきた人物。星野源の“地獄でなぜ悪い”で超絶技巧のピアノを弾いているのも実はこの人。旅するアートサーカスプロジェクト「SPECTACLE in the Farm」ではバスケットボールプレイヤーとの共演も果たしていて、型にはまらない奔放な魅力で観客を魅了してくれるはず。

スガダイロー + バスケットボールプレイヤー – LIVE @ SPECTACLE in the Farm

スガダイローが演奏している、星野源の“地獄でなぜ悪い”

そして小沼ようすけは、ジャズやロック、ラテン、世界各地の土着的なビートなどに影響を受け、特徴的なフィンガー・ピッキングでジャンルを横断するジャズギタリスト。彼は6月8日にトニー・モナコ、小沼ようすけ&ジーン・ジャクソン名義の『At One』をリリースしたばかり。ここには今年2月に亡くなったアース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトに捧げた“Can’t Hide Love”も収録。

Yosuke Onuma / GNJ (Album Sound Sample – Official)

『At One』にも収録しているアース・ウィンド&ファイアーの“Can’t Hide Love”

それに加えて、ダブルトーラスの林正樹と堀米綾、磯部舞子、織原良次、小林武文によるユニット、間を奏でるも出演。このバンドの特徴はマイクやスピーカーといったPA機材を一切使わず、生音だけで観客を魅了するライブスタイル。場の雰囲気や些細な音までも飲み込んで音を紡いでいくような、繊細なライブに期待。

間を奏でる – 『doux』

こうして見ても、参加アーティストはジャズの垣根を越えて、様々な音楽シーンとの繋がりを感じさせる人々ばかり。それぞれに個性豊かな出演者たちが、ジャンルを越えて繋がりゆく様子は、まるで様々なカルチャーがクロスオーヴァーする現代の音楽シーンの縮図のようだ。それだけにジャズ・マニアからビギナーまで楽しめるはずのこのイベント。気になる人はぜひ、会場に足を運んでみてください。

EVENT INFORMATION

ジャズ・ワールドビート 2016

ポップスやタップダンスも!世界の才能が集う「ジャズ・ワールドビート 2016」の見どころをご紹介! music160624_jazz2016_2

2016.07.16(土)
めぐろパーシモンホール

■大ホール
OPEN 16:15/START 17:00
S席:¥6,800(1F、2F前方・税込)
A席:¥5,800(2F後方・税込)
オマール・ソーサ/熊谷和徳/畠山美由紀/エミ・マイヤー with ダブルトーラス/MC:中川ヨウ

■小ホール
~アフタヌーン・サロン・ジャズ~
OPEN 13:30/START 14:00
自由席:¥3,500(整理番号付・税込)
ダブルトーラス/スガダイロー/小沼ようすけ/間を奏でる
〜大ホール・小ホール共通〜
※目黒区民¥500割引有り、取扱いはめぐろパーシモンホールのみ。
※当日券¥500円増し
※未就学児のご入場はご遠慮ください

■1日通し券
¥7,800(大ホールS席+小ホール自由席・税込)
ダブルトーラス/スガダイロー/小沼ようすけ/間を奏でる
※前売のみ
※取扱いプランクトンのみ

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