愛知県芸術劇場芸術監督・勅使川原三郎の新作ダンス『ワルツ』が7月16日（日）~ 17日（月・祝）に開催

2020年に愛知県芸術劇場芸術監督に就任した勅使川原三郎氏（てしがわら・さぶろう）の新作ダンス『ワルツ』が7月16日（日）〜17日（月・祝）の2日間にかけて同劇場大ホールにて開催される。

「独自のダンスメソッドに基づく独創的な身体表現」

勅使川原氏は22年度に文化功労者として文化庁より顕彰され、ヴェネツィア・ビエンナーレ2022金獅子功労賞を受賞するなど、国内外からも高い評価を得ている。

コロナ禍でも勢力的に創作を続け、様々な作品を公演。中でも22年9月に上演された『天上の庭』ではコンサートホールを黒幕で覆った舞台美術、照明、衣装で演出。海外からチェロリストを招き、音楽とダンスを純粋に楽しむという公演で多くの観客を魅了した。勅使川原氏の圧倒的な世界観に、鳴り止まない拍手が贈られた。

今回の新作『ワルツ』では勅使川原氏と長年にわたり活動をともにするアーティスティックコラボレーター佐東利穂子（さとう・りほこ）と、スペイン出身でドイツのヘッセン州立劇場バレエ団にも所属していたハビエル・アラ・サウコが出演。「魂が奪われる陶酔の三拍子」と表されたパフォーマンスを是非愛知県芸術劇場大ホールにて鑑賞してみては？