plan01_recruit_20170927b

PR Presented by PLANKTON

6月24日(土)にサンパール荒川大ホールにて開催される<ミューズたちの歌謡祭inあらかわ>。テネシー・ワルツ、シクラメンのかほり、もう一度逢いたい、この素晴らしき世界など昭和歌謡からジャズまでをそれぞれ異なるバックグラウンドを持った、三人のミューズたち白崎映美、畠山美由紀、エミ・マイヤーが共演。今回、白崎、畠山の二人に深い部分での接点、東北人としての生き方、そして歌謡曲や演歌を今なぜ広い世代に届けたいのかを訊いた。

歌謡曲——戦後の昭和30年代から約20年の間に今では考えも及ばないほど“国民的大ヒット”と呼ばれる名曲が多数世の中にはあった。近年、若い世代にも作詞家・阿久悠の偉業が再認識されたり、松本隆の歌謡曲作詞者時代の作品が幾度となく評価されることも手伝い、新しい視点で聴かれることも増えた。そして、日本人なら誰でも知っている歌は、東日本大震災以降、東北に体と歌一つで向かう歌い手たちにとっても、その場所で初めて出会うじっちゃん、ばっちゃんと気持ちを通わせるものとして、再認識された部分も大きい。

今回、<ミューズたちの歌謡祭inあらかわ>と題された公演に出演するのは、バックボーンの異なる3人、白崎映美、畠山美由紀、エミ・マイヤー。白崎は現在活動休止中の上々颱風(シャンシャンタイフーン)のボーカリストとして、ジャンルレスで祝祭感のある歌声で知られるが、山形県酒田市出身の彼女は震災以降、自ら“東北6県ろ〜るショー”と銘打った大所帯バンドで、東北人のソウルを自由な表現で歌い、また、演劇集団“風煉ダンス”の公演『まつろわぬ民』に主演するなど、キャリアを重ねるごとに無二の存在感を放つ。畠山美由紀は故郷、宮城県気仙沼に想いを寄せた『わが美しき故郷よ』と詩、曲、アルバムの発表をはじめ、NHK東日本大震災プロジェクト復興支援チャリティーソング“花は咲く”にも、宮城県出身として参加。洗練と時代を先取する彼女のオリジナル作品と並行し、故郷・東北に根付いた活動も行う。また、往年の演歌、歌謡曲の名曲を歌う作品集『歌で逢いましょう』は、今回の公演を具体的に想起させる内容である。

そこで今回は意外な顔合わせである白崎と畠山の深い部分での接点、東北人としての生き方、そして歌謡曲や演歌を今なぜ広い世代に届けたいのか——対談は、先日白崎が畠山のラジオ・レギュラーに出演した際のエピソードから始めてもらった。

Interview:白崎映美×畠山美由紀

【インタビュー】昭和歌謡からジャズの名曲まで!白崎映美、畠山美由紀が伝える“今だからこそ聴きたい歌謡曲の魅力” interview_arakawa__MG_0012-700x466

——畠山さんがDJを担当する生放送ラジオ番組、FMヨコハマ『Travelin’ Light』。かなりテンション高く、そして楽しく拝聴しました。白崎さんを呼ばれたのはこのイベントありきだったんですか?

畠山美由紀(以下、畠山) このイベントの件で、ご出演いただきました。

——打ち合わせとかもなくあの盛り上がりに?

畠山 当日、生放送前にお会いして、リハーサルで生歌を聴かせて頂きましたが、その歌声を聴いて「とんでもない人来ちゃった!」と衝撃を受けたのです。
共通の知人もいて、さらにびっくりしました。

白崎映美(以下、白崎) いやいや。

畠山 技術が完璧で“歌手”と言う人は、白崎さんのような存在だと感動しました。

白崎 すごい褒めてもらたがらの。あと同じ東北だってお聞きして。東北人が一人いると自動的にバイリンガルでスイッチが入って東北弁になる。

——ちなみにお会いするまでのお互いの印象はいかがでしたか?

白崎 いやちょっとこういう感じだしね(資料のアーティスト写真をさして)。

畠山 「スカした姉ちゃんかと思ってた」って言われて(笑)。

白崎 ちょっと近寄りがたい方かな? と思ってたんです。だけども東北だって伺って、ぐっと距離が縮まって、「えー? んだかぁ?(→んだがぁ?)」って、「なんだぁスカした姉ちゃんいいやつじゃん!」と思って(笑)。こういう大人の容姿でね、ああいう大人の歌を歌ってらして、ちょっと意地悪なお人だったらどうしようかな? と思ってたら、いやいがったぁ(笑)。

【インタビュー】昭和歌謡からジャズの名曲まで!白崎映美、畠山美由紀が伝える“今だからこそ聴きたい歌謡曲の魅力” interview_arakawa__MG_0069-700x466

畠山 嬉しいですね(笑)。

——白崎さんは畠山さんの『歌で逢いましょう』をお聴きになっていたんですか?

白崎 はい、聴かせていただいていて。大人のムードのね、味わいのある、しかも歌声に悲しみもあり、みたいな、「あ、いいなぁ、こういう音楽を大人の人たちにゆっくり楽しんでもらう、そういう活動っていうか、音楽をやってらっしゃるんだな。」と思って。私はほら、宴会部長みたいなもんだから。今回、ご一緒させていただくのがとても楽しみになりました。

畠山 光栄です!

【インタビュー】昭和歌謡からジャズの名曲まで!白崎映美、畠山美由紀が伝える“今だからこそ聴きたい歌謡曲の魅力” interview_arakawa__MG_0064-700x466

——畠山さんは白崎さんのことは?

畠山 当初は「上々颱風のヴォーカルの方……」という認識でした。ゲスト出演が決まり、事前に音資料をいただき、白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ アルバム『まつろわぬ民』を聴かせていただいた後の印象は、「アーティスティックな方だなぁ……」と。そして震災以降の白崎さんのインタビューを探して読みました。テレビで東北のおじさんが震災直後、「大丈夫ですか?」とインタビュアーに聞かれ、大丈夫なわけないのに「大丈夫です……」という映像を観た白崎さんが泣いてしまったというエピソード。なんでこんな風になっちゃうのかな?と。「私、その気持ちすごくわかる!」「こういう方と仲間になれたらいいな!」と思ったんです。ラジオ番組に出演してくださった時、白崎さんが瞬時に心を開いてくださったので、このご縁が深まっていけたらいいな……と思いました。

plan02_recruit_20170927b
石角友香

石角友香

ライター

大阪府出身。関西版ぴあ編集部で音楽コーナーを担当したのち独立。関西発信の今や幻(?)の音楽/カルチャー誌「MaMAマガジン」編集長を経験。現在は東京在住。音楽ポータルを中心に主に日本のバンド/アーティストのインタビュー、ライブレポート、特集記事の編集・ライティングを行う。音楽以外にも著名人の仕事上の失敗談や仕事観を探る週刊企画の編集や、企業誌なども担当。また、「FUJIROCK EXPRESS」の速報レポートや会場レポートを届けるチームに’13年から参加。10数年 観客として参加していたFUJIROCKを違う角度で体験中。

Qeticの最新情報をチェック!

友だち追加数