kim(UHNELLYS)

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コラムニスト

声とバリトンギターによるリアルタイムサンプリングと、それにジャストのタイミングで合わせたドラムを基盤に、ロック、ヒップホップ、ジャズの垣根を飛び越えた唯一無二のサウンドを構築する「UHNELLYS」で歌う男。2013年には2度目の<FUJI ROCK FESTIVAL>に出演し、夜の食堂を大いに盛り上げる。そして2014年3月、自身で設立したレーベル、〈I’mOK〉から5thアルバム『CHORD』をリリース。何度でも言うが音楽は素晴らしい。

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出会って別れて

る。収入なんて寄付金以外ほとんど無いから仕事とは言えないが。保護した犬を事務所に連れ帰って綺麗に洗い、病気を持ってなければ、すぐに散歩に出かける。一刻も早く新しい飼い主を探すために。

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君の残響

写真から音楽を作ってくれる人がいるという。早速僕はアルバムの中から特に好きな写真をいくつかと、妻と僕が大ファンだったジェイムスブラウンの写真を持ち出し、とある音楽スタジオに向かった。僕を残してこの世からいなくなってしまった妻との最後の思い出を作るために。古いアパートの一室を改築しただけの質素なスタジオの看板には「YOURS」とだけ書かれている。笑顔で出迎えてくれたのはアラブ系の若者だった。

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君の笑顔の理由

家庭を持つことに興味がないままもうすぐ50歳。運良く女に困ったことはないが、結婚する気のない俺と長く続く女はいなかった。仕事にも大して意欲はない。辞めさせられるほどの失態をしてないだけの万年平社員だ。俺にはそれくらいが丁度いい。生き方は子供の頃から変わらない。

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君たちを許さない

運ばれてくる患者のポケットにまた私宛にメモが入っていた。今月に入ってもう4人目。メモには飲ませた薬物の名称、分量、飲んだ時間、手当の方法などがこと細かに書かれている。私はそのメモを読み終えて、書かれていた通りの処置をする。誰がこれを書き、何のために若者たちを病院送りにしてるかを私は知っている。犯人は元同僚。医者である。

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COLUMN

対岸までの距離

僕の家の前には川が流れていた。近くに橋はなく、向こう岸に行くことなんて滅多にない。だから向こう岸にどんな人たちが住んでいるのかも知らない。でも一人だけ友達がいる。名前はロック。僕と同じくらいの年齢で、いつも川沿いにぽつんと置かれた椅子に座っていた。まだ会ったことも、話したこともないけど、僕たちは川を挟んだまま友達になった。

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大事な記憶

記憶が薄れていく毎日。最愛の妻に先立たれてから私の記憶障害は加速してしまった。先週買った本をまた買って帰るなんて何度も経験している。とにかく記憶が続かないのだ。心配した娘が結婚式の日程を早めたと言っていた。「それは心配しすぎだろう」と笑ったが、それほど私は重症なのかもしれない。今日からはこの日記を毎日書き、毎日読み返して、娘の結婚式まで記憶を繋いでおきたいと思う。

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Me too

あれ、ここどこだろう?と見たことない天井をぼんやり見上げた直後に激しい頭痛。右手には点滴。目覚めたのは病室だった。「脱水状態だし、まだ薬が完全に抜けていないから、あと数時間は安静にしていてください」私が目覚めたと聞いて診察に来た医師が言った。私は薬なんて飲んで、、と言いかけて気づいた。そうか。私が飲んだんじゃない。飲まされたんだ。

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kim(UHNELLYS)

我輩はゴミである。名前はもうない。

他人とコミュニケーション出来ない俺にとって、ゴミ収集は最高の仕事だ。キツいし汚れるし。いくら洗っても手の平から匂いは取れないが、誰とも話すことなく1日を終えて金が貰えるならそれくらい余裕だ。分別も俺には関係ない。どうせ全部燃えるだろ。跡形もなく。

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冬の冷やし中華

親父も俺も母ちゃんが大好きだった。会社の同僚たちと上手く付き合えない親父は、いつも酒の相手をしてもらってたし、酔っ払ってそのままソファで寝るのがとても幸せそうだった。「やっと寝たわ」と、俺を見て微笑む母ちゃんの表情を良く覚えてる。母ちゃんが亡くなって3年。そもそも会話が少なかった俺と親父は、最近は一緒にいてもほとんど喋らなくなっていた。

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猫の家出

「猫を見つけたら100万円差し上げます」と書かれた張り紙が近所でちょっとした話題になっている。今朝、私の部屋の郵便ポストにもビラが入っていた。茶トラ猫の写真と同じくらいデカデカと「100万円」の文字が書かれている。確かに家族になったペットはお金には代えられない存在だと思う。でも私はどこか違和感をおぼえた。

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裸のつきあい

私は風俗で働いていた自分に罪悪感を感じない。「あなたが決めたのなら反対はしない。でも自分を大事にしてね」と親友は言った。勘違いしないでほしい。終電を逃すほど働いて、休日にも仕事のことを考えていた頃の方が、よっぽど自分を粗末にしていた。顔に自信があるわけでも、裸に自信があるわけでもないけど、当時の私の起伏に風俗がぴったりとはまった。

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見えない自由

目薬のように漂白剤をさし始めて今日で1週間。この沁みる痛みには到底慣れることが出来ない。痛みに耐えながら2時間は目を閉じたままで過ごすことになる。でもこの痛みもそろそろ終わり。失明まではそう時間はかからないはずだ。この視界に彼女が戻って来ることはない。こんなの自分でも馬鹿だと思う。でも迷わなかった。

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相談する犬

「ねえ。ねえってば」買ったばかりのお弁当を食べようとしていた僕に声をかけたのは、前の座席に座るワンコだった。とても小さなささやき声で「少し話を聞いてくれない?」と言う。どこか追い詰められたような表情が気になって、僕は弁当をビニール袋に戻しながら頷いた。「なんだか飼い主の様子が変なの。あんなにいつも私に話しかけてくれたのに、最近はずっと黙ったまま。仕事にも行かないで沢山お酒を飲んで寝ちゃうし。今も好きじゃないビールを飲んで隣で寝てる。そのくせ夜中に起きて泣いたりするんだ」

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ポテチの歌

僕の命日は何度目だろう。こっちに来てから時間の流れがよく分からなくなってる。気がつくと教えていた教室に立っていたり、たまに参加していたバスケのコートにいたり、妻の運転する車の助手席に座っていたりする。だから今日が何度目の命日かは正確には分からない。妻は仕事を休んで、僕の好きな朝食を作り、ポテチを連れてよく一緒に行った公園を散歩し、夕食には得意料理のキーマカレーを振舞ってくれるらしい。生きてる頃から味が薄いと思ってたけど、相変わらず味が薄そうなカレーが完成した。

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モノクロの花火

私の通う高校の近くでは10月中旬に花火大会がある。そんなに盛大ではないけど、花火を見逃していた人達が都内からも集まって来るため、毎年ものすごい数の人々が集まる。夏はとっくに過ぎて、最近は日が落ちると少し肌寒いけど、私はお気に入りの浴衣を着た。初めて出来た彼氏に見て欲しくて。

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心は人間だけのもの

私は動物との触れ合いを通じて、閉じてしまっていた心を開かせるという療法を行っている。動物達は人を見た目で判断したりしないし、性別や年齢も気にしない。ただ近くに寄り添い「元気になったら遊んでね」という雰囲気をかもし出す。その単純でつつましい行為が、人間に傷つけられた人への癒しにとても効果があった。

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ユー・ガット・メール

いつまで私にメールするのよって笑われそうだけど今日は特別だよ。テレサと一緒にアイドルの野外ライブに来てるんだぜ。信じられないよな。お前とテレサが夢中になってたあのアイドルだ。どうだ驚いただろ!周りは10代の女の子ばかりさ。俺は怖がられないようになるべく隅っこに立ってる。テレサは朝から大興奮だったよ。お気に入りのワンピースを昨日の夜から用意してたくらいさ。お前が選んだ水玉のワンピース。わかるだろ?

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老犬と負け犬

会社に行くフリをして家を出て、少し離れた公園まで歩く。なるべく人目のつかないベンチに座り、時間が過ぎるのをじっと待つ。リストラされそうなんだ、このひとことが妻にどうしても言い出せなくて数ヶ月。ついに先週末で僕はリストラされた。デスクの荷物を抱えて会社を出る僕の姿はどんなに情けなかっただろう。帰る途中で荷物は捨てた。普段通り家に帰るにはこうするしかなかった。

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復讐

立てこもっていた犯人が屋上に現れた。「赤いセーターの男に襲われている」という人質からの通報から約50分経過。すでに近隣の住民の避難と封鎖は完了し、俺の指揮する狙撃隊の配備も整った。本部から合図があれば1秒後に犯人はあの世行き。さっさと済ませて昼から呑みにいきたいもんだ。一体どんな奴が犯人なのか気になり、部下が狙っているライフルのスコープを覗いた。そんなまさか。嘘だろ。

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狼少年

発端はミルク。冷蔵庫を漁っていたマイクが「おかしい。飲んでないのに僕のミルクが減ってる」と騒ぎ始めた。「もう我慢できない!全員起きてくれ!」と朝5時からキッチンに集合させられた。俺たち6人はシェアハウスで暮らしている。これはまずい。早朝に機嫌の良いタイプの人はそもそもシェアハウスには住んでいない。俺たちは我先にとそれぞれ溜まっていた不満を爆発させた。

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天気雨

キツネは長生きしすぎると人に化けてしまうことがある。私は100年くらいキツネとして生きてから人に化けた。5年くらい前の話だ。人になってからキツネの本を色々と読んだが、人に化けているキツネがいると書かれていたのには驚いた。判別法まで書かれている。「歯についたイクラを必死に取ろうする時に人に化けたキツネは正体を現す」らしい。よくわからない。そもそも私たちはイクラなんて食べないから。

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守るべきもの

「こんにちは」「今日は雨だね」「そこ狭くないの?」「お顔が真っ白、僕よりも白いね」私のすぐ後ろの席から小さい男の子の声が聞こえてきた。会話は聞こえないけどなんだか楽しそう。そんな声を背中で聞いていると「カラダが透明なんだね、キレイだね」と言う。透明? 私はこの言葉を不思議に感じて振り返った。話していた子を見ると私の椅子の下を覗き込んでいる。この子は一体誰と話しているんだろう。

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別れのとき

妻に借りてきてもらった本に小さいメモが挟まっていた。古本屋で買った本や図書館で借りた本には、たまにこんなメモが残されていることがある。今見つけたメモにはこう書かれていた。「女を許せ」

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若い女

「あなたが息子を大事にするとはどうしても思えないの。だから迎えに来たわ。」半年ぶりに会った母ちゃんはかなり怒っていた。父ちゃんのせいでもう家族がぐちゃぐちゃだ。新しく出来た若い母ちゃんに僕を押し付けてまたどっかに消えたのが先週。それを聞いた母ちゃんが乗り込んで来たってわけだ。

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内緒だからね

最近耳が遠くなってきた母に娘が何か内緒話をしている。私が近くに居ないことを確かめながら耳元でコソコソと。私はその姿を2階のベランダからこっそり眺めながら思い出し笑いをする。私も小さい頃に全く同じことをしたから。私がお婆ちゃんに内緒話をしたのは6歳の頃。母の誕生日の1週間前だった。

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BREATHE

地下にある子供部屋でリズを寝かしつけている時だった。「なんだか外がおかしいの」と妻が言う。僕が様子を見に行く頃にはこの町は毒性のガスで満たされていた。すぐに携帯電話も使えなくなり、バタバタと目の前で人が倒れていく。僕は急いで家に戻り鍵を閉め、妻を連れて地下に閉じこもった。

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間違い探し

この辺りには昔から一軒しか店が無い。酒も食料も日用品もこの店で揃えることが出来る。自転車さえ乗らなくなった老人達はみんなここに集まる。買うものが無くたって毎日やって来る。この場所に派手な若者たちがバイクや車で集まって夜中まで騒いでいたのはもう50年も前の話。今ではすっかり老人達の憩いの場だ。両親の店を手伝うトミーとサミーは近所でも有名な双子だった。

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笑う門には福来たる

精神的にぐらぐらしていた去年の今頃。仕事もプライベートもまるで上手くいかなくて、私は少しでも時間があれば神社に行くようになっていた。古いベンチに座ってただ何時間も過ごす。神様にすがりたかったのか、静かな場所に行きたかったのかは憶えてない。このまま一人で部屋にいたら死んじゃうかもって気づいて、さまよった先が神社だった。そんな私を救ってくれたのは神様でも仏様でもなく、売店のおばちゃんだった。神社に来る人たちを何十年も見続けているおばちゃんは全部お見通しだ。

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古いラブレター

日本から出張して来たサラリーマンに一目惚れしてしまったママ。「スーツ着た男なんて映画でしか見たこと無かったもの。だからあの人がスターに見えちゃったの」日本には妻も子供もいるって知ってたけど我慢出来なかったって。2人で過ごした期間は3ヶ月くらい。そんな短い時間で僕が出来た。だから僕は生まれた時から父親がいない。日本にいる。

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思い出の中に

すみません、この席は空いてないんです」バーカウンターでの立ち話に疲れ、少しソファに座ろうと思った僕に彼女は言った。申し訳なさそうな、でも何だか嬉しそうでもある複雑な表情で。よく見ると隣のソファの下には誰も呑んでいないグラスがお供え物のように置いてある。お酒の力も手伝って僕は思い切って彼女に理由を尋ねた。3年前の今日、彼とここで出会ったんです。

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灰色の日々

判決が下った直後の裁判所で「お前が会いに来ると余計に辛くなるから面会には来ないでくれ」と言われたのが7年前。私は彼に言われた通り、面会には一度も行かなかった。事件のあとは住所も仕事も変えて、ひっそりと暮らしながら彼の帰りを待っていた。もう今の私には家族も友人もいない。たった一人も。

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ニューヨークの恋人

いつも優しい夫。穏やかな夫。世間にはそう見えている。でも本当はただの冴えないつまらない夫。服装のセンスまるで無し。口喧嘩では1度も私に勝ったことが無い。明らかに私が悪くても。夫はそんな男。だから油断してた。夫は初めて浮気をするつもりらしい。SNSで何ヶ月もメール交換している、会ったことも無い女と。

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言葉がなくても

離婚して3年が経った。僕たち夫婦に子供はいなかったが、子供のように可愛がっていた犬達とたまにここで会っている。「引き離すのは可哀想だから」と、妻が新しい夫と面倒をみてくれている。まだ独り身の僕にとっては、久しぶりに家族と過ごせるこの時間がとても大切な時間だ。犬と長く一緒に暮らすと会話が出来るようになる。だから彼らの「言いたくても言えないよ」「でも言わなきゃ」という雰囲気はすぐに伝わって来た。ママに口止めされているのかもしれない。僕はどちらかというと正義感の強い弟のジギーに「大丈夫だから言ってごらん」と伝えた。すると

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kim(UHNELLYS)

彼女の決断

毎日の通勤電車に何か少しでも楽しみがあると気持ちが軽くなる。僕の楽しみはいつも同じ駅から電車に乗ってくる可愛い女の子を眺めること。話しかけたいとか、仲良くなりたいとかそんな下心は全然なくて、ただ毎朝彼女を見つけるのが楽しかった。でも最近の彼女はため息ばかりついている。仕事が大変なのか彼氏と喧嘩でもしたのか。僕は勝手に心配していた。そんな彼女に異変が起こった。

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人間交差点

はとても背が小さいから背が高い人が好き。背が高いだけで恋愛対象になるくらい。だからサマンサの彼氏が凄く背が高くてついつい気になってしまう。顔を見上げて話すたびに胸が高鳴るわ。こんな私に気づいてる彼がさっきから機嫌が悪い。ああでも仕方ないの。ごめんなさい。

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ニューヨーク青春白書

僕は小さい頃にビバリーヒルズ高校白書という恋愛テレビドラマを夢中で観ていた。高校生になったら絶対に男女のグループを作ってドラマチックな生活を楽しみたいって思ってた。実際には高校で実現出来ず大学3年の頃にようやく結成。男4人女3人。その中に双子が1組。選びに選んだ理想的なメンバー達だ。

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